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価格¥960
目に見えないウイルスの感染者数が日々「可視化」されたコロナ禍の2年間の後に残ったのは、一人では安心感を得られず、周囲にも疑いの目を向けあう日本人の姿だった。SNSで自らプライバシーを発信し、政治信条や病気・障害までを社会の視線に公開しても、最後は安易なルッキズム(見た目偏重)ばかりが横行する「すべてが見えてしまう社会」を、どう生き抜くのか?歴史学者から評論家に転じた著者が、臨床心理士の東畑開人氏、哲学者/作家の千葉雅也氏、文化人類学者の磯野真穂氏と白熱した議論を交わしつつ、人文学の方法論の壁を超えて「見えない信頼」を取り戻す方法を提言する!(目次より)・情報を「見せる」ことで国民を操る権力・過剰可視化が失わせる「身体感覚」 ・キラキラしたダイバーシティの空疎さ・若者の「ヤバい」「エモい」に隠された不安・現金支給という「数値化」が不公平感を招く・病気で「タグ付け」することの是非・ファクトよりも先に「品位」を問うべき・「ハレとケ」を区分できないのっぺらぼうな日常
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出版社からのコメント
目に見えないウイルスの感染者数が日々「可視化」されたコロナ禍の2年間の後に残ったのは、一人では安心感を得られず、周囲にも疑いの目を向けあう日本人の姿だった。SNSで自らプライバシーを発信し、政治信条や病気・障害までを社会の視線に公開しても、最後は安易なルッキズム(見た目偏重)ばかりが横行する「すべてが見えてしまう社会」を、どう生き抜くのか?歴史学者から評論家に転じた著者が、臨床心理士の東畑開人氏、哲学者/作家の千葉雅也氏、文化人類学者の磯野真穂氏と白熱した議論を交わしつつ、人文学の方法論の壁を超えて「見えない信頼」を取り戻す方法を提言する!(目次より)・情報を「見せる」ことで国民を操る権力・過剰可視化が失わせる「身体感覚」 ・キラキラしたダイバーシティの空疎さ・若者の「ヤバい」「エモい」に隠された不安・現金支給という「数値化」が不公平感を招く・病気で「タグ付け」することの是非・ファクトよりも先に「品位」を問うべき・「ハレとケ」を区分できないのっぺらぼうな日常